こんにちは!
食欲が止まらないライターのナガオカです。
ダイエット=食べない
食べてしまった=ダイエット失敗
という公式の呪縛にかかっていませんか?
この記事では私が10kg以上のダイエットに成功して、今もそれを維持している体験談から「食べて痩せる」というお話しします。
ダイエットの目的は痩せること。
ついつい体重の増減ばかりに目が行ってしまいますが「縮んで体重が減ること」ではなく、「引き締まって美しいボディになりたい」ということですね。
理想のボディラインは、削ってつくるのではなく、下地からつくらなくてはいけません。
体を作るためには、材料が必要です。質の高い食事を目指しましょう!
まずは栄養バランスの基本を知っておきましょう
農林水産省にて日本人の体質にあった「食事バランスガイド」というのが出されています。
もちろん性別、年齢、体質によって個人差はあります。小さくなったお婆ちゃん、一生懸命働くお父さん、育ちざかりの小学生・・それぞれ、理想のバランスは異なりますが、基本から大きく外れないということは大切です。
「食事バランスガイド」は、農林水産省のウェブサイトで閲覧、ダウンロードができます。
https://www.maff.go.jp/j/balance_guide/
これをみると、想像しているよりも、しっかり食べても良いことがわかりますね。
バランスが崩れる、ありがちな例
食事の手抜き
忙しい、料理が苦手などの理由で、食事そのものに手を抜いてしまうこと、あると思います。時々ならそれほど大きな問題ではありませんが、慢性化すると立ち直るのは大変です。
家族がいると「みんなのためにも」というある程度、食事も矯正される部分がありますが、一人暮らしや、家族がいても生活スタイルの違いなどから、1人で食事をする回数が多い人は要注意です。お付き合いや外食が多い人もコントロールしづらいですね。お店やメニューを選べるときには、できる限り気をつけましょう。
間食で失敗
もう一つ大きな悪因は間食です。
間食自体は上手に活用すれば悪いことばかりではありません。
しかし、ついつい手が伸びる甘い物は、驚く程高カロリーな上、栄養価が低いと言うことが多いです。それを、食事のときに総カロリーをオーバーしないようにリカバリーするのはとても難しいことです。
ダイエット中に食べる甘い物。時には良いかもしれませんが、その分は運動で取り返すか、他の食事のコントロールで調節することを気にしましょう。
見通しが立っていないのに食べてしまうのは、支払うあてがない借金のようなものですよ!
一汁一菜で良いという提案
土井善晴さんをご存じでしょうか。
料理研究家といえば、グルメが唸るような凝った料理を紹介していそうですが、土井善晴さんはそうではありません。
料理が大変と感じている人に読んで欲しいと、著者がいう本がこちらです。
昔は「一汁三菜」と言われたものです。
ご飯とお味噌汁の他に、おかず三つ。焼き魚、煮物、おひたし、のような立派な献立ですね。
しかもそれらを、バランス良く少量ずつ。
真面目なご飯を毎日用意するというのは本当に大変なことです。
土井善晴さんがいう、一汁一菜とは、具だくさんのお味噌汁は一菜を兼ねているという提案です。
ご飯が炊ける10分前から具だくさん味噌汁を作れば、一汁一菜は完成。
ご飯の代わりに、パンや麺でもいいのです。バランスは一汁一菜をイメージしておけば良いのです。
これなら、私たちにも続けられそうですね。
まとめと追記
基本的なバランスの良い食事をイメージしましょう。
毎日の料理は大変。「具だくさんの味噌汁」から始めるという方法も。
私は、冷蔵庫にあるものや乾物を適当に放り込んだスープもよく作ります。色んな出汁がでて、コンソメと塩コショウでも十分美味しいですよ。
とにかく食べ過ぎてしまっている人は、そのバランスを保ったまま、総量を考えましょう。
加えて、筋トレを頑張っている人はタンパク質をやや多めに、貧血気味な人は鉄分を採れる工夫など、それぞれの体質に合わせたアレンジを加えるのも良いでしょう。
この記事でお伝えしたことは、不健康にガリガリになる方法ではありません。
人間の体は、実によくできています。体型に悩むということは、なにか不自然に偏った食生活をしてしまているのではないでしょうか。
質の高い食事をしっかり食べて、理想のボディを目指しましょう!