こんにちは。ライターの遠藤です。
ダイエット中は油の多いものは大敵ですよね。トンカツはダメ、生クリームもNG、マヨネーズも我慢……。とにかく油を避けて通らなければなりません。
でも、実は、ダイエット中に摂っていい油があることを知っていますか?
今回は、ダイエット中に摂っていい油と、その分量について紹介します。
これを読んで、油を正しく摂取し、ダイエットを辛く苦しいものから少し楽しいものにしましょう!
ダイエット中に摂っていい油とは?
油はダイエットの敵じゃない
多くの人が、油をダイエットの敵と見なしていますが、それは誤解です。
油は、私たちの脳の炎症を抑えたり、肌艶を保ったりする働きがあるんです。それに腹持ちもいいので、上手に使えばダイエットの味方にもなってくれます。
そして、実は油には、2種類のタイプがあります。動物性脂肪に多い飽和脂肪酸と、植物性脂肪に多い不飽和脂肪酸です。
この中でも、ダイエット中に摂っていい、いや、摂るべきなのは、不飽和脂肪酸の方です。
不飽和脂肪酸には、太る原因になるどころか、私たちの代謝を高め、体の調子を整える働きだってあるんです。これを聞いてしまうと「今まで避けてしまってごめんなさい!」という感じですよね。
逆に摂ってはいけないのが、酸化した油です。酸化した油とは、調理してから時間が経った油や、何度も繰り返し使用した油のことをいい、主にお惣菜などに使われている油のことです。
このような油は脂質として質が悪く、体の代謝スピードを衰えさせる危険があります。なので、摂らないよう気を付ける必要があります。
油の種類と摂り方、そして分量さえ間違えなければ、油は私たちダイエッターの強ーい味方となってくれるのです!
ダイエット中に摂っていい油はこれだ!
1.エキストラバージンオリーブオイル
ダイエット中に摂っていい油1つ目は、エキストラバージンオリーブオイルです。エキストラバージンオリーブオイルは熱を加えても酸化しにくく、ダイエットの強い強い味方ともいえる油です。
主成分である「オレイン酸」は腸を刺激する作用があるので、便秘解消にも効果的な油です。オススメはサラダのドレッシングに使うこと!ダイエットに大切な野菜も取れて一石二鳥です。
2.ココナッツオイル
ダイエット中に摂っていい油2つ目は、ココナッツオイルです。ココナッツオイルには、体脂肪になりにくい「中鎖脂肪酸」が豊富に含まれています。オリーブオイルと同様、熱を加えても酸化しにくい油です。
オススメはお菓子に使うこと。ダイエット中だとなかなか食べられないお菓子も、ココナッツオイルを使うことでヘルシーに食べられます。
3エゴマ油
ダイエット中に摂っていい油3つ目は、エゴマ油です。エゴマ油には、しなやかな血管づくりをサポートする「αリノレン酸」が豊富に含まれています。
オススメは納豆にかけること。エゴマ油は酸化しやすいので、熱を通さないで食べる食べ方がオススメです。
4.ごま油
ダイエット中に摂っていい油4つ目は、ごま油です。ごま油もオリーブオイルと同様、「オレイン酸」が主成分で、腸の働きを活発にしてくれます。また、酸化にも強いので、どんな料理にも使える便利な油ですね。
オススメはオリーブオイルと同じく、サラダにドレッシングとして使う方法です。独特の風味が食欲をそそります。
ダイエット中に摂っていい油の分量は?
ダイエット中に摂っていい油の種類はわかりましたが、ダイエット中に摂っていい油の量はどのくらいでしょうか。油は摂り過ぎると体脂肪になってしまうため、分量を間違えると大変なことになってしまいます。
ダイエット中に摂っていい油の量は、1日に必要な油の量と同じです。1日に必要な油の量は、45〜60gです。大さじ4〜5杯ですね。思ったより多いかもしれません。
これ以上摂ると、誰もが恨んでいるあの体脂肪に変化する原因となってしまいます。
まとめ
今回の内容は、以下の通りです。
・油の摂り方、種類、分量を間違えなければ、油はむしろダイエットの味方
・ダイエットで摂っていい油は以下の5つ
1.エキストラバージンオリーブオイル
2.ココナッツオイル
3.エゴマ油
4.ごま油
・ダイエット中に摂っていい油の分量は、大さじ4〜5杯
ダイエットの敵だと思われている油ですが、種類と摂り方、分量をきちんとコントロールすれば、むしろダイエットの味方なのです。また、食材やその日の気分によって使う油を変えることで、食事が単調になることを防げるので、ダイエットが楽しくなります。
また、ダイエットの味方になってくれる油たちは、体の内側を綺麗にするものが多かったですよね?体の内側から綺麗になりながら痩せることができるなんて贅沢ですよね。
これを読んでいるあなたも、毎日適量、油を摂ることを意識してみましょう。きっと、油なしのダイエットよりも楽しく、簡単に痩せることができますよ♪