こんにちは、ライターのぽんたです!
睡眠時無呼吸症候群って知ってますか?最近ではよく聞く名前になっているのではないでしょうか。でも実際にどういう病気なのかわからない人も多いかと思います。
自身がよくいびきをかいて人から指摘されたり、身近にいびきがうるさいという人がいればそれは睡眠時無呼吸症候群かもしれません!
今回は、そんな睡眠時無呼吸症候群についてその原因や治療法を解説していきますので、ぜひご覧ください!
睡眠時無呼吸症候群って何?
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が浅かったり無呼吸だったりが原因で、十分な睡眠がとれなくなり日中の激しい眠気などで生活に支障が出る病気です。
睡眠中に口や鼻からの呼吸が10秒以上停止する状態のことを睡眠時無呼吸といい、いびきを伴って一時間に5回以上の無呼吸状態が繰り返されると睡眠時無呼吸症候群となります。
日本では現在、潜在患者数が300万人以上いるとも言われています!!恐ろしい。
なぜ潜在なのかというと、睡眠時無呼吸症候群は、名前の通り睡眠時に呼吸がとまる病気ですので、ほとんど気づかないことも珍しくありません。なので、多くの人が症状を自覚して検査、治療をするに至るまでに至っていないということです。
この病気は様々な疾患とも深くかかわっているし、放っておくと、最悪、突然死に至ることもある恐ろしい病気です(; ・`д・´)
命にもかかわる大変な病気なのにこんなに大勢の人が気づかないなんて恐ろしいですよね(>___<)
誰しも睡眠中は体や脳をゆっくり休めている状態にありますが、その間も呼吸をすることで、僕たちは特に意識をしなくても生命を維持できているんです。
でも無呼吸状態などで、外からの空気が十分に体内に送り込めないと、体内の酸素不足を補うために心拍数が上がって、寝ているのに体にはかなりの負担がかかってしまうんです。
そうして日中の眠気など無呼吸症候群の症状が出てきてしまいます(>_<)
睡眠時無呼吸症候群の症状は?
特に多いのが睡眠中のうるさいいびきと日中の眠気です((+_+))
睡眠時無呼吸症候群はいびきを伴う場合が多く、周りで一緒に寝ている人からの指摘でこの病気やそのほかの合併症にも気づくことがあります。また、日中、眠気に襲われて生活や仕事がままならなくなることもあります。
他にも睡眠中によく目が覚めたり、夜間に呼吸が苦しくなる夢を何度もみたり、朝起きた時の頭痛やだるさといったものも睡眠時無呼吸症候群が原因だと考えられています。
起床時に体がむくんでしまったり、不眠、気分が沈む(うつ状態)、性格の変化、幻覚、性機能障害を引き起こすこともあります。
睡眠時無呼吸症候群の患者さんの場合、心筋梗塞や脳卒中を発症する確率が、そうでない患者さんに比べて高いことがわかってきています。糖尿病を悪化させたり、高血圧や不整脈を引き起こす原因にもなるので、自覚症状がみられた時点で早めに検査や治療をすることが望ましいです。
こうした心臓や血管、代謝の病気の発症や悪化に広く関与している可能性が高くなっており、この病気を治療しないでいると突然死を起こしやすくなるとさえ言われています。そのため、正確な診断と積極的な治療が必要です。
睡眠時無呼吸症候群はとても危険!
睡眠時無呼吸症候群になると日中に激しい眠気に襲われます。大事な会議で眠ってしまうなど業務に支障が出るだけではなく、この病気の影響で自動車を運転中に交通事故を引き起こした例もあります。
病気で自分の命が危険にさらされるだけではなく、ときに人の命も奪ってしまいかねません。
治療法はあるの?
ときに命にもかかわる睡眠時無呼吸症候群ですが、もしも病院で診断された場合など、治療はできるのでしょうか?
ご安心あれ(^^♪
治療効果も確認されているものがいくつかあります。
一番わかりやすいものが、肥満の患者さんに対する『減量』です!喉の軌道がふさがるのはメタボ気味の人が多いイメージですが減量することはあながち間違ってないみたい。肥満の人に関してはダイエットすることで睡眠時無呼吸症候群も改善される傾向にあるということですね。
治療効果やその根拠などデータがはっきりしていて最も有効な治療法だと言われているのがCPAP(シーパップ、経鼻式持続的陽圧呼吸法)です。これは鼻にマスクをあてて、そこから空気を送りだしてのどがふさがらないようにする方法です。慣れればよく眠れるようになるだけではなく、日中の眠気軽減や死亡率低下も見られるとても優秀な治療法です。
他にも肥大した扁桃腺やのどの粘膜を切除する手術や、簡単にできるものとして、マウスピースを装着して寝たり、横向きで寝る、晩酌や入眠前の飲酒をやめるなどの方法があります(^^♪
まとめ
いかがでしたか?
睡眠時無呼吸症候群は病気の重篤度に対してなかなか本人が自覚しにくいとても大変な病気です!
死ぬまでにはならなくても、日常生活に多大な悪影響を与えてしまうので、早期に治療・改善が必要になってきます!
ぜひこの機会に、睡眠時無呼吸症候群について理解を深めて対策をしていきましょう!