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【70代に聞いた】入院中の暇つぶしのお見舞いに喜ばれるもの11選

高齢者の入院は、外科治療であっても
内科治療であっても体の状態は様々です。

目や耳が弱くなっている場合があります。
指が自由に動かなくなっていることもあります。
思考力が低下している場合もあります。

暇つぶしの御見舞いも、体の状態に
あわせなければならないので、難しいです。

本人に何が欲しいか確認してから、
贈るのが一番良いと思います。

1. ラジオ


入院中に一番必要なものはラジオです。

ラジオは、目的を持って、
何かを聞くものではありません。

流れて出てくる音を受動的に聞き流すのです。

ニュース、トーク番組、音楽、教養講座などいろいろな
ものが絶え間なく流れて来ます。

耳障りな時は、
チャンネルを変えるかスイッチを切りましょう。

静寂は精神衛生によくありません。
雑音が必要なのです。

ラジオは情報を得るためではなく
雑音発生器として利用します。

周りの人に迷惑にならないように
イヤホンかヘッドホンも添えましょう。
CDプレイヤーのついたラジオを買いましょう。

2.癒しの音、癒しの曲


癒しという言葉がいたるところで使われています。
癒しが必要な社会なのです。

音の世界でも、
癒しの音を集めたCDが売られています。

海の波の音、渓流の音、小川の音、小鳥のさえずり、
などが癒しの音としてCDに収められ販売されています。

音楽の世界でも、ピアノ、フルート、チェロ、
サキソフォーン、などの曲の中から、
刺激が少ない柔らかい曲が選別され、
癒しの曲として販売されています。

これらのCDを買って贈りましょう。

3.懐かしのメロディー


昔の懐かしい歌は心を和ませてくれます。

ヒット歌謡曲集、
ヒットフォークソング集、
オールディーズ集

などいろいろ販売されています。

フォークソングが好きな人も、
たまには演歌を聞くのも楽しいし
プラターズやカーペンターズを聞くのも
気分転換になります。
いろいろ取り交ぜてCDを贈りましょう。

4.落語、漫談


桂文枝(三枝)の創作落語、
桂枝雀の古典落語、
三遊亭園歌の体験談落語など
何回聞いても面白いです。

綾小路きみまろの漫談も抱腹絶倒です。

これらのCDが売られているので買って
贈りましょう。

5.指を使うおもちゃ


指を動かすことは、気分転換や、血流改善
にもなり、暇つぶしに最適です。

指を動かすおもちゃには、ルービックキューブ、
知恵の輪、折り紙、トランプ、型はめ立体パズル、
などがあります。

これらを買ってプレゼントしましょう。

編み物の経験がある人だったら、編み物セット
を贈るのも良いでしょう。

指は、さほど動かさないけど万華鏡なども
気分転換になります。

6.塗り絵、クロスワード


鉛筆を持って、指や手、腕を動かすことは
運動神経を活性化すると同時に、脳の刺激
にもなります。

そのためのおもちゃとして
数独、クロスワード、迷路、漢字穴埋め、
塗り絵 などが、たくさん売られています。

それを買ってプレゼントしましょう。

7.脳活ドリル


現在は脳活ブームです。

脳の活動には、記憶力、注意力、言語力、論理力
洞察力などがあります。

それに運動機能、リズム感、音感まで
含めると生活のすべてが脳活に関係してきます。

高齢化社会になると、だれしも、何かが必ず衰えて
いますから脳活は、脅迫力をもって一人一人に
迫って来ます。

脳活ドリルがたくさん出版されていますから、
何か一冊買って、プレゼントしましょう。

8.写真集、図鑑


高齢者にはパソコンを扱うことが
苦手な人が多いです。

昔は、本をめくりながら、グラビアや写真集や図鑑を
見ました。本をめくりながら、写真や絵を楽しむ
やり方が体にしみ込んでいるのです。

それが出来る写真集や図鑑を贈りましょう。

写真集、図鑑にはたくさんの種類があります。

 

  • タレント写真集
  • アスリート写真集
  • 風景写真集
  • 歴史の旅写真集
  • 報道写真集
  • 山岳写真集
  • 天体写真集
  • 花の写真集
  • 果物写真集
  • 絵画集
  • 水族館写真集
  • 動物写真集
  • 猫の写真集
  • 宝石写真集
  • 昆虫図鑑
  • 植物図鑑
  • 魚図鑑
  • 鳥図鑑

 

本人の好みを知ってからプレゼントしましょう。

9.アイマスク


現在いろいろ工夫したアイマスクが
売られています。

目を温めるタイプ、冷やすタイプ、水蒸気が出る
タイプ、立体タイプなどです。

複雑すぎると使う時、神経を使うので、

高齢者には
昔なりの単純な使い捨て
アイマスクを贈りましょう。

アイマスクの目的は、
日中、目の前を暗くして、
目と体を休めることです。

夜、部屋が明るい場合、
夜の睡眠用に使うことも出来ます。

もう一つの目的は、
瞑想する時に利用することです。

瞑想は、メディテーション、マインドフルネスなど
とも呼ばれています。

日本では昔から座禅が行われて
いました。

それを西洋人が取り入れたものです。

瞑想は、交感神経を鎮め、副交感神経を優位にし、
自律神経を整えてくれます。

吐く息に神経を集中させることが、
ポイントです。

自律神経の調整は、心と体のストレスを軽減して
くれます。

10.ぬいぐるみロボット


声をかけると近寄ってくる
撫でると首を振る
抱っこすると甘え声を出す
などの様々な機能を持った、ぬぐるみロボットが
売られています。

ペット型ロボット、ロボットペット、電動ぬいぐるみ、
コミニュケーションロボット、セラピーロボット、
メンタルロボットなど、いろいろな名称で呼ばれています。

値段は、1万円位のお手頃のものから、
50万円位の高級なものまであります。

入院時の暇つぶしには最適で、癒しにもなります。

11.レンタル・モバイルWIFIルーター
(ポケットWIFI)


病院では複雑な電子機器が数多く使われています。

スマホが、それらの機器に電波干渉を起こすと、
危険なので、持ち込み禁止の病院が多くあります。

しかし、電波干渉が起きないことを確認して、
スマホの使用を許可する病院も増えています。

状況を整理してみました。

a、WIFI使用が禁止されている病院があります。
そこでは、パソコンもスマホも使うことが出来ません。

b.決められた場所だけでWIFIの使用が可能な病院があります。
事前に確認しましょう。

c.院内でWIFIの使用を許可しているが、
WIFIは提供していない病院があります。

*スマホの使用が可能です。
*レンタル・モバイルWIFIルーター(ポケットWIFI)を
契約してルーターを持ち込めば、パソコンを使う
ことが出来ます。

月3000円ぐらいです。

d、院内でWIFIを提供している病院があります。

*無料の病院と有料の病院があります。
*病院側が使用機器を提供し、個人持ち込みを禁止
にしている場合があります。

 

なかなか複雑なので、慎重に状況を確認し、
さらに本人の希望を聞いてから行動に移しましょう。

まとめ

WIFIが使用できる病院が増えてきているので、
将来的には、パソコンを持ち込んで、
音楽を聴いたり、ゲームをしたり、落語を聞いたり
出来るようになると思います。

しかし普段していないことを入院してから
はじめることは無理なので、
パソコンに慣れていない高齢者には、
昔から慣れ親しんだ物を提供しましょう。