こんにちは!ライターの遠藤です。
安くて、早くて、美味しい。そんなジャンクフードがお好きな方は要注意です!実は、ジャンクフードは、あなたの体の「ある場所」をぶち壊してしまいます。
今回は、そんなジャンクフードの危険性について紹介します。今ジャンクフードを嬉々として食べているそこのあなたも、これを読めば二度とジャンクフードが食べたくなくなることでしょう。
ジャンクフードは、あなたの脳をぶち壊してしまう‼︎
ジャンクフードが健康に悪いのは、よく知られていることです。
しかし、なんとハンバーガーなどのジャンクフードは、あなたの脳をぶち壊してしまう可能性があります。これは、研究に裏付けられてしまっているものです。
こんな研究結果があります。脳卒中の既往歴がない成人を2つのグループに分け、1グループ目には高脂肪食を、2グループ目には標準的な脂肪量の食事を取らせた、という研究です。
その研究の結果、高脂肪食を取っていたグループの方は、脳の処理能力や注意力が低下したというのです。まさしくジャンクフードによって脳が破壊されてしまったのでしょう。
では、どうしてジャンクフードはあなたの脳をぶち壊してしまうのでしょうか?その危険性について紹介します。
なぜ、ジャンクフードは脳を壊すのか?
〜ジャンクフードの危険性〜
なぜ、ジャンクフードがあなたの脳をぶち壊してしまうのかというと、「ジャンクフードはドラッグと同じ」だからです。
「ドラッグと同じってどういうこと?」と思った方も多いと思いますので、説明を加えたいと思います。
ジャンクフードには中毒性がある
残念なことに、ジャンクフードのような、高カロリー・高脂肪の食品には、ドラッグと同じような中毒性があることが、アメリカ・フロリダで行われた研究で明らかになっています。
フロリダで行われた研究では、3匹のラットを用意し、1匹目には普通のエサ、2匹目には1時間だけ「高カロリー・高脂肪」のエサ、3匹目にはほぼ丸一日「高カロリー・高脂肪」のエサを与える実験が行われました。
その結果、もちろん3匹目のラットは肥満体になりました。しかし、それだけではなく、3匹目のラットはほぼ永遠に「高カロリー・高脂肪」のエサを食べ続けていたのです。食事中に電気ショックを流されても食事をやめないくらい、「高カロリー・高脂肪」のエサを求め続けるようになったのです。
これは、ジャンクフードを食べすぎると、脳の快楽中枢が刺激され、刺激が続くことで脳が破壊され、快楽中枢が麻痺してしまうことに由来します。
また、快楽中枢が麻痺すると、「ジャンクフードがもっとほしい」と脳が暴走してしまい、ジャンクフードをまた食べてしまう、という構造なのです。これはドラッグの症状とそっくりです。恐ろしいですね。
このように、ジャンクフードには食べれば食べるほど欲しくなる、ドラッグのような中毒性があります。そして、その中毒性が原因となって、脳が破壊されてしまうのです。
破壊された脳は元には戻らない!?
さらに怖いことには、ジャンクフードの食べ過ぎによって破壊された脳、麻痺した快楽中枢は、なかなか元に戻らないのです。
その理由は、脳のメカニズムに由来します。脳は神経回路が互いに繋がりあっている組織です。この繋がりは子供の頃に形成されるので、何らかの原因で繋がりが切れてしまうと、もう元には戻らないのです。
ジャンクフードは、快楽中枢を麻痺させ、脳を破壊してしまいますから、ジャンクフードで壊れた脳が元には戻らないというのも納得です。ドラッグのように禁断症状は出ないものの、壊れた脳が戻らないという点ではこれもドラッグと同じです。
場合によっては「痩せたいからジャンクフードをやめよう!」と思っても、脳の構造が変わってしまっていてなかなかやめられない場合も……。こうなってしまっては、まさに「時すでに遅し」。ダイエットを頑張ろうとしていた本人にとって辛いものがありますよね。
脳の神経回路は繊細です。ジャンクフードで脳は壊れてしまいますが、壊れてしまった脳は元には戻りません。ジャンクフードで脳を壊さないためにも、ジャンクフードは控えるべきですね。
まとめ
今回の内容のまとめは、以下の通りです。
- ジャンクフードには、ドラッグに似た中毒性があり、その中毒性が、脳の快楽中枢を麻痺させ、破壊する
- 脳の神経回路は、一度切れると元には戻らないので、一度ジャンクフードによって壊れてしまった脳は、元には戻らない
ジャンクフードは、確かに安くて便利、しかも早くて味もいいものです。しかし、ジャンクフードは、ドラッグと同じように、脳をじわじわと破壊していきます。
脳は繊細で、一度壊れてしまっては元に戻りません。「ジャンクフードが日課になっている」という人にとっては大変かもしれませんが、体だけでなく、脳を大切にするためにも、ジャンクフードは控えるようにしましょう。