まえおき
この保存食レシピは「買い置きレシピ」です。
(「作り置きレシピ」ではありません)。
保存食と言われて連想するものは
昔は干物、燻製、漬物、乾パンなどでした。
その後、缶詰、瓶詰、カップラーメン、
レトルトパウチ食品が出回るようになりました。
最近では冷凍食品や、フリーズドライ食品が
大量に出回っています。
スーパーにゆくとこれらの物がすべて並んでおり
何を買えばよいのか迷ってしまいます。
年を取ってから料理を作るのはしんどいです。
買うことが出来れば
それに越したことはありません。
どんなものが売られている??
お勧めの買い物は?
そんな視点から保存食を
紹介してゆきたいと思います。
さて
スーパーマーケットやコンビニで売られている
シニア向けの美味しい保存食のお勧めは、
残念ながらありません。
みんな、若者向けです。
年寄りにとっては
甘過ぎます。
塩から過ぎます。
辛過ぎます。
味が濃過ぎます。
仕方がないので
その中から何とか年寄りでも
食べれる物を選んでみました。
1.肉じゃが
インスタント肉じゃがです。常温保存出来ます。
プラスチック容器のまま電子レンジで約1分30秒温めて
その容器でそのまま食べます。
最近発売になった新製品です。北海道産のジャガイモを
使っているそうです。
殺菌は高温にすれば簡単に出来ますが、それを
雑菌が入り込まないように密閉し、維持保存することは
簡単ではありません。缶詰を作るのと同じです。
それをプラスチック容器とプラスチックフイルムと
接着剤で成し遂げているのです。感心しました。
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2.サワラ西京焼き
セブンイレブンのコンビニ商品です。
冷蔵庫に保存します。
トレーのまま電子レンジで約1分30秒温めるだけで
魚を食べることが出来ます。
魚を買って来て煮たり焼いたりするのは面倒なので
魚から遠ざかっていました。
電子レンジで温めるだけで食べれる魚が
売られるようになったので、
魚にありつけるようになりました。
3.卵・野菜
冷凍野菜に生卵をかけ、混ぜたあと、
電子レンジで温めたものです。
味付けは、してもしなくてもかまいません。
超簡単料理です。
卵は完全食です。毎日一個は食べた方が良いと思います。
4.ブルーベリー・ヨーグルト
プレイン・ヨーグルトに冷凍ブルーベリーを乗せ
オリゴ糖をかけます。
シナモン粉末をかけると味が引き立ちます。
ブルーベリーは人気があるのか、今では、
どの店でも冷凍ものを売っています。
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5.高野豆腐
高野豆腐も電子レンジで調理できるようになりました。
水あるいはお湯を入れた深めの容器に高野豆腐を入れ
水を高野豆腐にしみ込ませます。ラップをかけ
ラップの一部は水蒸気が逃げるように隙間を開けて
おきます。約5分ぐらいで出来上がります。
温まった高野豆腐はなかなか冷えないので
食べる時やけどをしないように注意が必要です。
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6.サバ缶+スプラウト
サバ缶は昨年ブームになり品薄になることがありましたが
今では普通に買えます。
かいわれ(スプラウト)は、スーパーでたくさん売られる
ようになったので、野菜不足を補う常備品として使います。
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7.納豆
納豆は健康食品として、多くの人に食べられています。
大きい容器に入ったものは年寄りには食べきれません。
小さい容器に入ったものも売られているので、
それを年寄り向けと思って買いましょう。
8.カレー
沢山の種類が売られていて、より取り見取りです。
電子レンジで温めるだけで食べれます。
肉や野菜を追加して食べるのも良いと思います。
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9.シュウマイ
電子レンジで温めるだけです。ラップを巻いて
温めた方が美味しく仕上がります。
豚肉の香りが強い製品と強くない製品があります。
豚肉の香りが苦手な人は、香りの強くない製品を捜して
買いましょう。エビシュウマイは豚肉の香りはしないので
食べ易いです。
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10.餃子
餃子は冷凍食品の定番メニューです。
ガスコンロで焼きますが、最近の餃子は
水も油も使いません。ただ焼くだけです。
火加減が強すぎると焦げるのでそれだけが
注意事項です。
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まとめ
年寄りにとって、とても便利な世の中です。
小さな電子レンジが一つあれば食事に困ることは
ありません。
ただ味付けや量については、まだ年寄り向けには
なっていません。
わがままをいう訳にもいかないので、
工夫をしながら食べます。
年寄りは沢山は食べれないけど、
食べる種類を増やしましょう。
「少量多品種を食する」がモットーです。