秋の味覚と言えば
サンマ、栗、マツタケ、梨、ブドウ、
キノコ、リンゴ、さつまいも、柿
なす、新米、とうもろこし、などなど、
つぎつぎと頭に思い浮かんできます。
今回は、年寄りが
自分で作って自分で食べる
秋の味覚を紹介します。
①焼き芋を電子レンジで作る
庭に家庭用小型焼却炉があった時は
枯草や新聞紙を燃やしながら焼いもを
よく作って食べました。しかし
焼却炉が使用禁止になってから、
焼き芋から長く遠ざかっています。
そんな中、電子レンジで焼き芋を作っている
人がいるという噂を耳にしました。
さっそく自分でも挑戦して、
何とか食べれるところまでこぎつけました。
以下がその手順です。
イ:小さめのサツマイモを選ぶ。
品種は「べにはるか」がお勧め。
ロ:サツマイモの周りにキッチンペーパー
を4,5回巻き、水でぬらす。
ハ:その上からサランラップを巻く。
ニ:500Wで3分間、電子レンジで温め
イモを柔らかくする。
ホ:続けて150Wで15分間、電子レンジ
にかける。
( 65℃~85℃に維持すると、でんぷん
の一部が糖にかわる。)
ワット数と処理時間をいろいろ変化させ
自分なりの最適条件を見つけましょう。
素手で触ると熱いので、やけどをしない
ように注意しましょう。
②マツタケ風味エリンギ御飯
秋と言えばマツタケを思い出しますが
値段が高すぎて買う気になりません。
しかしマツタケの香りがするインスタントスープ
や、マツタケの香り付けをする「マツタケエッセンス」
が売られています。それらを利用して、
マツタケ御飯もどきを作ってみました。
炊飯器に米と水を入れる。
エリンギを食べ易い大きさに切って
米に混ぜる。
マツタケ風味の吸い物を一袋入れて混ぜる。
ご飯を炊く。
ミリン、醤油、めんつゆ、などを適量追加して
自分の好みの味にしましょう。
マツタケ風味吸い物の代わりに
「マツタケエッセンス」を使うやり方もあります。
最初は試しに少しだけ作り、
満足できる味になったら炊く量を増やします。
③舞茸御飯
舞茸は御飯とよく合います。
ご飯を炊くときに舞茸をちぎって入れるだけで
簡単においしくでき上がります。
失敗はほとんどありません。
舞茸は最近、どこのスーパーでも
売っているので簡単に購入できます。
舞茸は水で洗うと水溶性ビタミンなどが流れ出して
しまうので、あまり洗わない方が良いと言われています。
濡らしたキッチンペーパーで拭く程度で良いでしょう。
石づきという固い部分が残っている場合はその部分を
切り捨てます。
油揚げも味に深みを与えるので、
出来れば追加しましょう。
濃い味が好きな人は、醤油やみりんを追加すると
良いと思います。
④枝まめ御飯
枝豆はビールのつまみとしてよく食べられますが、
枝豆ごはんにしてもおいしいです。
枝豆を湯がきます。
(普通、塩を入れますが入れなくてもかまいません)
枝豆の皮を剥きます。
枝豆の実を米と一緒に炊きます。
枝豆ごはんの出来上がりです。
⑤栗ご飯
栗ご飯は美味しいけれど、栗の皮を剥くのが
面倒です。スーパーマーケットで出来上がった
栗ご飯が、時々売られているので、
それを買って食べます。
⑥秋の炊き込みご飯
鶏肉、ちりめんじゃこ、シイタケ、しめじ、
ニンジン、、大根、油揚げなど、冷蔵庫の中に
あるものを適当に混ぜて、御飯を炊きます。
ミリンや醤油、和風だしなどを少量加えて
自分好みの味にします。
まとめ
電子レンジで焼き芋を作るには
何回か試行錯誤が必要です。失敗を恐れず
繰り返し実験しましょう。
ご飯を炊くときに、適当に何か具を加えれば
炊き込みご飯や、xxxごはんが出来上がります。
手間がかからないので、年寄りにはもってこいです。
出来るだけ薄味に作りましょう。そして
食べる時に、醤油、ふりかけ、のり、
卵黄など、をかけ、その時の気分で
いろいろに味付けしましょう。