ダイエット

ダイエットするなら無視できない自律神経との関係。整える方法は?

こんにちは!
「交感神経」がやや高ぶっているライターのナガオカです♪

ダイエットを続けているのに、思ったように効果がでない方にお送りしたい情報です。

思い切って買ったあの器具も、友人に勧められたサプリメントも、なんなら本気で食事コントロールとか、毎日のウォーキングとか。けっこう頑張ってやってきたのに、なぜかいつも効果がイマイチ・・そんな経験ありませんか?

実はそれ、自律神経の乱れが原因かもしれません!

なぜ、ダイエットに自律神経が関係あるのか

そもそも自律神経とは?

人間の体には、自分の意志でコントロールできる神経と、意識しなくても24時間休まず働き続ける神経があります。たとえば、呼吸はコントールすることもできますが、意識無くても寝ている間も休むことはありません。同じように、血液循環、内臓の動き、体温調節など無意識のうちに働く生命維持のための機能です。

自立神経には大きく分けて、二通りあります。
昼間、体が活発に動いているときに優位になる「交感神経」、夜間や安静時に優位になる「副交感神経」です。

これらは、どちらも大事な働きがありますが、バランスが損なうと体に様々な不調をきたします。

自律神経が乱れると・・

  • 体のだるさ、疲れやすい
  • 便秘や下痢
  • 頭痛、耳鳴り、肩こり
  • ほてり、のぼせ
  • 動悸、めまい、ふらふらつき
  • 生理不順

また、イライラ、不安、集中力の低下、抑うつなど、精神症状になる場合もあります。
見ているだけで怖くなるくらい良い事はありませんね。

体がこのような状況になるのですから、当然ながらダイエットも思ったように効果はでません。

自律神経が乱れる原因は

身体的、精神的なストレス。
睡眠不足や食事の乱れなど不摂生によるもの。
その他、別な病気が原因で2次的に自律神経が乱れてしまうこともあります。

それは、その通りだろうなとだれもが想像できる範囲です。
自律神経について勉強していると、ここで一つ、衝撃的な情報に出会ってしまいました。

それは、「食事」と「運動」の内容について。

あなたがダイエッターでしたら、すでに糖質については、いつも気にしていると思います。糖質の取り過ぎは太る原因だけでなく自律神経の乱れにも影響します。
しかし、抜けば良いということでは無く、極端な糖質制限によって自律神経が乱れてしまうこともあるので注意が必要です。

また、運動も同様で、激しすぎる運動は逆効果とも言われています。
自律神経を整えるダイエット指導をしている富永康太先生は、著書の中で

「ダイエットに筋肉痛が残る運動は必要ない」
(引用元:『自律神経を整えて痩せるダイエット法』)

と言い切っています。

個人的には今まで、頑張りすぎるくらいの筋トレ推しでしたので、目からウロコが落ちました。

運動がダメというわけではありません。軽い運動は自律神経を整えるためにも良い効果がありますが、筋肉痛が残るほどやると、乳酸という老廃物質が悪さをして自律神経のバランスが崩れる原因となるそうです。

良いと思うことでさえ、やり過ぎは毒ということですね。

すぐに実践出来る自律神経の整える方法詰め合わせ!

自律神経が乱れる原因は、大抵の場合一つではなく、複合的に起きています。
ですから、何か一つで改善するわけではないので、ライフスタイル全体を見直していきましょう。

規則正しい睡眠、朝日を浴びる、適度な運動、パソコンやスマホの使用を控える等はよく言われていますね。

バランスの良い食事

外食、コンビニ、デリバリー等が多い人は特に注意してください。

食品は、単品よりも複数を組み合わせた料理にすると効果を高め合うことがあります。しかし、忙しい日々でなかなか料理に時間を使えないという人も多いですよね。

そこでオススメな食材を三つご紹介します!

トマト

昔から、「トマトが赤くなると、医者が青くなる」とも言われます。GABA(ギャバ)というアミノ酸が神経伝達物質として働きリラックスさせてくれます。
GABAはもともと人間の脳や脊髄に含まれていますが、年齢とともに減り、40代では10代の半分以下とも言われています。

バナナ

「幸せホルモン」を作るために必要な栄養素といえば、トリプトファンそして、ビタミンB6と炭水化物です。実はバナナに全部含まれているんですよ!
リラックス効果のあるカルシウムや整腸作用のあるヨーグルトと一緒に食べるとさらに、効果的ですね。

ブロッコリー

ストレスを感じると、ビタミンCが大量に消費されてしまいます。ビタミンCが不足するとストレスを解消されないという悪循環に陥ります。ストレスを感じている方ほど、積極的にビタミンCを採らなくてはいけません。
そこで登場するのが、レモン・・・?じゃなくて、ブロッコリーです!
ブロッコリーは、レモンの約3倍もビタミンCが豊富なんです。

瞑想・ヨガ

心を整える「マインドフルネス」も、近年とても注目されていますね。
GoogleやFacebook等大手企業でも取り入れられてから、ビジネスパーソンの間でも急速に広まりました。

私が先に出会ったのは瞑想でした。これは、心のヨガのようなものだと感じていたのですが、ヨガの先生にお話を聞くと逆に、ヨガは体の瞑想だということを仰っていました。
ヨガと瞑想は、歴史的にも切ってもきれない関係になるのですね。

その方法は、本当に奥が深いものですが、まったくやったことがないという方は、まずは1分間の瞑想にチャレンジしてみましょう。

①猫背にならず、背筋を伸ばしてかつリラックスした姿勢をとります。
あぐら、正座、椅子、どれでも楽に座れる姿勢で。

②上半身の力を抜きます。
目は閉じても良いし、半目で一点をぼんやりと見ていてもOKです。

③ゆっくり呼吸をして、自分の呼吸をよく観察します。
鼻から空気が入る感じ、お腹が膨らんだり、凹んだりすること。
途中、なにかの音が耳にはいったり、別なことを考えてしまうことがありますが、そのまま手放して、呼吸に意識を戻しましょう。

慣れると少し時間を延ばしたり、さらに瞑想やヨガを学びたい方は、先生を見つけるのが近道ですよ。近くに見つからない方は、Youtube等動画配信を活用するのも良い方法です。ある程度習って自分のものにすると、毎日習慣化できます。

アプリでチェック!

最期にオススメのアプリを紹介します。
どちらも、スマホのカメラ機能を使って、心拍を測定します。
自分の状態を記録し、結果に合せて、専門家のアドバイスなども表示されます。

for Android『ストレススキャン』
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.dumsco.stressscan&hl=ja

for IOS 『CARTE』
https://c1.app-adforce.jp/ad/p/r?_site=59698&_article=356971&_link=10054493

まとめ

自律神経の乱れは、生活の中の様々な習慣やストレスから起こります。
それらは、ダイエットが成功しない原因にもなっています。

人の体は本来、ホメオスタシスという調節機能を兼ね備えていますので、自律神経が整えば、無理なダイエットをしなくても、自然と適正体重になると言われています。

睡眠、食事、運動などのライフスタイルを整えて、瞑想やヨガにもチャレンジしてみましょう。
便利なアプリを活用して、まずは自分の状態を知るところから、始めてみるのはいかがでしょうか。