ダイエット

体温を1度でも上げると痩せやすい体質になれるってホント?

こんにちは!

燃焼系ライターのナガオカです♪

「私の平熱35度台だからっ!」って、なぜか低体温を自慢してくる人っていません?
実は、平熱と健康というのは密接な関係にあって、高くても、低くても、メリットデメリットがあります。

ダイエットしたいあなたは、どちらを目指すのが正解かというと、それはズバリ、若いうちは体温を上げていきましょう!ということをお伝えしたいのです。

それでは、その理由と具体的なアイディアについて説明していきますね。

体温が高いほうがいい理由(わけ)

体温が高いということは、たくさんのエネルギーを消費して、より活発にアウトプットできる体質だということです。

軽自動車と大型車を想像するとよく分かりますね。
軽自動車は燃費が良いですが、それほどパワーがありませんので加速の良さや運べる荷物は限られています。排気量が大きな車ほどたくさんのガソリンを消費しますが、大人数を乗せたり、スポーツカーのように急な加速する能力が高くなります。

人間の体の話に戻ると、体温の高い人の方が、しっかり食べて、活発に動き、そしてなにより太りずらいということです。

例えば平熱が、35.7℃→36.7℃体温が1度上がると、約12%の消費エネルギーが増えると言われていますよ。

(なんと、寝ている間も12%アップですよ・・すごくないですか・・・)

体温が低い人は、その逆になりますね。
あなたは、どちらの体質になりたいですか?

エネルギーがどんどん消費するということは、ダイエットのことだけ考えても、やはり体温が高めというのはメリットがありそうです。

エネルギー消費だけじゃない体温高めのメリット

体温が高くて良いことは単にエネルギー消費が大きくなるだけにとどまりません。血流が良くなりますので、脂肪を落とす酵素の働きも活発になります。また、日々気を使っている食事、有酸素運動や筋トレ等の運動をすると様々な栄養素が血液を出入りすることになりますが、これらの効率も良くなります。

内臓の動きが良くなってくると、疲労、生理不順、うつなど心と体全体のにも影響してくると言われています。

基礎代謝が上がるので、さらに多くのエネルギーを消費していくという好循環になるのです。

体温が高いデメリット

「体温高めって最強じゃん!」と思いたいところですが、何事もデメリットもあります。

アメリカのウィスコンシン大学マディソン校がサルの食事をコントロールして、標準よりもややエネルギー不足の状態で飼育する実験をしました。

一般に食事が足りていないと、体温が低めになりますが、このサル達は、一般的な量の餌を与えられたサルよりも若々しく、平均寿命よりも長生きしたということです。

体温が低めの人は、それだけ「低燃費」ということ。
少ないエネルギーで小さく動くので、無理をしなければ長生きしやすいというのは人間にも当てはまると言われています。

若いうちは、仕事、家事、子育てと毎日の生活を頑張って行かなくてはならないのですから、なるべく活動せずにじっとしているというわけにもいきません。
しっかり食べて、充実した日々を過ごせる体温高めの消費型をめざしましょう。

70歳、80歳という年齢になる頃には、体や活動量に合わせて、低燃費タイプの体質に移行していくというのが良さそうですね。

体を温める7つの習慣

水分はしっかり

人間の体の大部分は水でできているというのはよく知られていますね。
これには男女差があって、女性はやや水の割合が低くなっています。さらに、日常的に脱水状態が慢性化して、水分が足りていない人は非常に多いと言われています。

水分は全身に栄養や酸素を届ける重要な役割をもっており、不足していると代謝が落ちてしまいます。1日1500mlを目安に、積極的に摂るようにしましょう。

起き抜け白湯

こまめに水分をとるのは大事ですが、朝一の一杯はとくに重要です。
寝ている間にコップ一杯分くらいの汗をかくと言われていますので、寝起きは誰しもが脱水気味です。

起き抜け水を飲むと胃腸が反応し、体内時計をリセットしてくれますので、一日の調子、お通じの改善にも効果的です。お腹が丈夫な人は水でもいいのですが、白湯を湧かして飲むと、体を内側から温めてくれます。冷え性が気になっている人は夏でも、白湯がオススメですよ。

靴下に気をつかう

体が冷える人は、足が冷たいと感じています。
体をたためるために靴下をはくのはもちろん良いのですが、汗をかく夏場や、冬でも群れやすいブーツなどでは、汗で濡れた靴下が余計に体を冷やしてしまう場合もあります。

蒸れにくい素材を選んだり、汗をかいたと思ったら、靴下もこまめに交換すると足下からの冷えを防げますね。蒸れにくい5本指靴下もオススメです。

ふくらはぎの運動

ふくらはぎは「第2の心臓」という言葉も定着してきました。
その言葉通り、ふくらはぎの筋肉は、全身の血流をサポートする重要な役目を果たしています。

体温を上げるためには筋肉量を増やしたいのですが、とくに下半身は重要です。
下半身全体を鍛えられるスクワットは必須項目ですし、ふくらはぎを鍛えるためには、つま先立ちをする動作が効果的です。

かかとの上げ下げくらいなら、電車の待ち時間など、ちょっとした隙間にもできますね。

ナッツ、チーズ

おいしいですよね。
私は大好きで、普段もおやつは無加工のナッツばかり食べています。お気に入りは、無塩無糖のクルミとアーモンドです。
ダイエット食としてナッツ類は注目されていますので、すでによく食べている人もいるもしれません。

チーズも体温を上げるために効果的です。スイスでチーズフォンデュを食べるのも、体をたためる効果を期待しての習慣なんですね。チーズ以外にも発酵食品は腸内環境を整えて体温を上げてくれる効果があります。

当然ですが、ナッツもチーズも、カロリーも高く、脂肪酸も多いので、食べ過ぎは禁物ですよ。

指先を揉む

自分で指先を揉むのです。体温は末端から逃げていきますので、指先を揉んで血流を良くしてやると、体が冷えずらくなります。

なによりも、いつでもどこでも実践出来るというのが良いですよね。
デスクワーク中でもできます!
難しいことを考え中・・の時にも指先を揉むと、体温が上がるだけでなく、良いアイディアがひらめくかも!

ショウガ

知ってました!?
ショウガ、ほんとにすごいです。

ショウガを食べると体が温まるというのは体験的によく知っていますよね。ジンゲロールという成分が、末端の細い血管を拡張させてくれるのです。

しかし!このジンゲロールというのが曲者で、体の深部を冷やす効果もあります。だから、冷や麦や冷やしうどんの薬味にはおいしいですね。でも、冷え性の人は要注意です。

ご安心ください。ジンゲロールですが、加熱することで、ショウガオールという成分に変わり、こちらは体を芯から温めてくれます。

ショウガはぜひ、加熱して料理の香り付けに使いましょう!

まとめ

いかがでしたか?どれも、すぐに試せる方法をピックアップしました。
水分、筋肉、食べものに少しずつ気を使って、「血流を良くする」というのが共通したポイントですね。

体温を上げて、生きてるだけ燃えまくってしまう体質、ぜひ、実践したいですね。