こんにちは!
お気楽ライターのナガオカです♪
私にだって悩みはあります。日々ストレスはあります。
・・と、いっても今は限りなくストレスフリーと言ってもいいかもしれません。
かつては、ストレスが原因で身体を壊し、大きな手術や、救急車騒ぎなど、笑えない過去を何度か経験しています。そんな正真正銘ストレスに弱かった私でもなんとか生きてこられたストレスマネジメント方法を、ビジネスパーソンの男性向けにご紹介したいと思います。
ストレスマネジメントの基本
原因を知ること
原因と言っても、ストレスというものは正体不明で、そう簡単にはわかりません。そもそも、ストレスというのは正確な定義がなく、自分の心や体に何かしらの力のかかった状態は全てストレスと考えることもできます。
まずは、自分に取ってのストレスはなにかをよく分析してみましょう。
解決方法は幅広い情報収集から
この記事でも、様々なジャンルからストレスへの解決方法を紹介しようと思いますが、全ての人に合う方法はありません。自分に合う方法を見つけるというのはとても重要なことです。
脳科学的、医学的なアプローチ、男性ならではの悩み、そして、番外編で仏教的なストレスマネジメントも紹介しましょう!
脳科学的に
メタ認知
自己分析には、脳科学的なアプローチは、わかりやすいです。
メタ認知とは、自分自身を客観的に観察することです。
たとえば「私が腹立った」と自分の感情で考えるのではなく、「腹を立てている私がいる」という目線で考えるのです。
この方法は、瞑想やアンガーマネジメントなど、自分をコントロールするためのあらゆるメソッドのなかで出てきます。
認知行動療法
心療内科などでは、ストレスによりうつ状態がみられると認知行動療法をとる場合があります。
物事を、見聞きしたり感じたりすると、それに続けて考えが浮かんできます。
その、自動的に浮かんでしまう思考に気づいて行きましょうということですね。
これが起きたら悲しい、この人に会うとイライラする・・色々あると思います。
その認知に働きかけてストレスを減らしていこうという方法です。
専門的には、医師の指導の下に勧めるべきですが、まずは、ストレスの原因を探るために自己分析をするのにも大いに役立つ考え方だと思います。
身体に気持ちいいリラックス
ストレスの原因解決にはなりませんが、ストレス負けない身体作りは重要です。
入浴
一日の生活の生活の中でリラックスタイムといえば、やはり入浴ですね。
身体を温めると新陳代謝が活性化し、疲れ、むくみが取れます。
身体がお湯に浮くことで、筋肉や関節をの緊張を緩めてくれます。
アロマオイルや入浴剤の香りは、自律神経を整えるとも言われています。
身も心も開放的になれること、そして、自宅のお風呂では閉鎖感も、逆に気持ちが落ち着く要因になっているとも言われています。
睡眠
寝ないからストレスなのか?ストレスで眠れないのか?
結論からいうと両方本当で、負のスパイラルの落ちていることが多いです。
長時間の昼寝はしない。どうしてもという場合は、15~20分程度で起きるようにしましょう。
無理せず少し寝るだけでも、スッキリしますよ。
カフェインを押さえ、夕食は早めに食べるようにしましょう。食事のあと寝るまでに2~3時間は上げたいものです。
身体の芯が火照っていると眠りに落ちずらいので、涼しく眠れる工夫も必要。
アルコールが好きな人も、ストレスを理由に深酒は一番良くないですよ。睡眠の質が著しく低下します。
性的な衝動
お酒や睡眠不足によって、悪循環にはまるのはよく聞く話ですが、ストレスを溜めた男性が陥りやすい負のスパイラルで、ポルノ動画を見過ぎというのがあると思います。
きれい事ではなく、これは侮れません。
ケース・ウェスタン・リザーブ大学で、セックスに関するアンケート調査を元に出された論文によると、男性の87%は定期的にポルノ動画を見ているということです。(ちなみに女性も34%は見ていると答えています)
この悪循環にはまってしまった人は、うつになりやすい、怒りや不安をコントロール出来なくなりやすいとも言われています。
この研究でおもしろいのは、ポルノ動画を見ること自体に問題はないというのです。
悪いのは、動画見たあとの、虚無感。自分をコントロール出来なかったとか、無駄な時間を過ごしてしまったという負の感情が、良くないのです。
なんといっても9割近くの男性は見ているのです。
開き直って、大いに楽しみましょう。
女性の皆さんは、夫や彼氏がどうやら見ているっぽい?なんて気づいても、そっとしておいてくださいね。「私以外の人を見ているなんて不潔!」って言う気持ちはわかりますが、週に2時間以上ポルノ動画を見ている男性の方が、パートナーや家族を大事にする傾向があるという研究もあるんですよ。
仏教的アプローチ
最後にストレスを、仏教の目線で考えてみましょう。
宗教とか無理です・・・と言わずに、しばしお付き合いください。
実は、2500年にインドに実在したお釈迦様という人はストレスに関して、かなり事細かく分析してその解決法まで解いています。その時代の仏教は神秘性が徹底的に排除されていて、宗教というより、科学、もしくは哲学というほうが現代のイメージに近いでしょう。
ストレスがたまると、あらゆる能力が低下しますね。
仕事でストレスを溜めていれば、仕事以外の事がしたくなります。集中力が落ちます。
お釈迦様が考えるストレスが現代と少し違うのは、良いストレスも悪いストレスもあるということで、その判断基準も独特です。
一般にストレスといえば、負の感情を持つことだけに使われますが、仏教では、楽しんでいるときも寝ているときもストレスがあると考えます。しかもそれは悪いストレスです。楽しく、心地よいことも、その終わりが近づくと辛くなりますからね。
例えば、事件や事故など不慮の事態が起きたときに、うろたえたり、パニックになってしまいったりと、強いストレスがかかります。しかし、ここで頭脳を明晰に動かし、問題解決に向かう緊迫感といいましょうか。これは、仏教的にも良いストレスです。
いずれにしても、仏教にとってストレスとは煩悩であり、それを絶つためにやった修行が瞑想です。
私も仏教の瞑想を学ぶまでは、ずいぶん怪しげな行為のように思っていましたが、実はとても科学的。概ね、先に紹介した「メタ認知」を行うための実践トレーニングといったところでしょう。
具体的には、身体の感覚に集中して、起きている現象にただ気づくという訓練をします。
それがアメリカに渡り、さらに宗教性を一切排除したのが「マインドフルネス」という考え方です。一気に市民権を得た印象がありますので、聞いたことがある人も多いでしょうし、さらに詳しく知りたいひとは検索してみるとすぐにたくさんの情報が手にはいります。
まとめ
ストレスは、あらゆる病気を引き起こします。
生きている限り、逃げることは出来ないのかもしれません。
ですから、ストレスはしっかりマネジメントしていくことが重要です。
まずは、自分を客観的にみつめて分析できるようになりましょう。
自分に合った方法で、解決の糸口を見つけましょう。
俗に言われる「大声でカラオケ」のようなことは、ストレス解消によくないということは、最近よく言われています。上手に、ストレスマネジメントしていきましょうね。