ダイエット

【ダイエッター必須】PFCバランスの計算法

こんにちは。ライターのkanakoです^^*

今回はダイエッターさんに知っておいていただきたい、
健康とダイエットを両立するために必要な

「PFCバランス」についてお届けしていきます。

***

 

ダイエッターの皆さんに限らず、
健康なからだ作りに欠かせないのが「PFCバランス」

みなさまご存知ですか?

健康に痩せるためには、PFCバランスが必須!!

 

適量をキープすることで、健康的に、
リバウンドすること無くダイエットができるのです。

逆にPFCのバランスが悪いと、

エネルギー不足で思考力が低下したり、
スタミナ低下、肥満などの原因にも……

今回はダイエッターには欠かせない!!

PFCバランスについて一緒に考えていきたいと思います^^

◆PFCバランスとは?

●PFCバランスとは何か?

PFCとは、P: Protein F: Fat C: Carbohydrate

つまり タンパク質脂質炭水化物

 

のことで、PFCバランスは1日の総摂取カロリーのうち、
どれくらいの割合かのバランスを指します。

私たちが健康な生活を送るためには、
このバランスが不可欠だと言われています。

また、リバウンド無く健康的に痩せるためにも、
ダイエッターは必ず抑えておくべき知識とも言えるでしょう。

それでは、それぞれの役割と特徴を見ていきましょう。

1.「P」タンパク質

1日に必要なタンパク質は、

体重×約1g

タンパク質1gは、約4kcalです。

タンパク質といえば、卵や肉、魚などがイメージされますよね。

英語では「Protein プロテイン」です。

そうです。あのプロテインです。
プロテインって、鍛えている人が飲むイメージですよね。

つまり、タンパク質は筋肉を付けるのに必須なエネルギーです。

 

「いや、私は痩せたいだけで筋肉はいらないよ」

 

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
筋肉量を上げることは、ダイエットに必須です!!

筋肉量を上げると「基礎代謝」が上がります。

基礎代謝が上がると、日常生活で燃焼する量が増えるのです。

つまり、座って仕事をしているだけでも
筋肉量が多ければ、たくさん燃焼してくれるのです。

また、単に脂肪を落とすだけでは
「たるみ」が気になりますが、筋肉を付けることで、

引き締まった綺麗なラインを作り出すことができます♪

2.「F」脂質

1日の脂質の摂取量目安は、

1日の総摂取カロリーの20~30%

脂質1g=9kcalです。

脂質って、「脂」という漢字から
無条件に避けたくなりませんか?(笑)

脂質はホルモン・細胞膜の原料となり、
エネルギーを蓄える役割があります。

ただし、「脂」という漢字の通り、
3つの中で最もカロリーが高いのが脂質です。

摂り過ぎれば脂肪を蓄える原因にもなります。

 

ただし、脂質は少量でたくさんのエネルギーを作り出す上に、
体温を保ってくれます。

体温が下がると代謝が悪くなり、
脂肪の燃焼量も減ってしまいます。

また、脂質が不足すると肌の乾燥の原因にも。

摂り過ぎると肥満ですが、
女性を美しく見せてくれる栄養素だと言えます。

3.「C」炭水化物

1日に必要な炭水化物量は、

1日の総摂取カロリーの50~60%

炭水化物1g=4kcalです。

炭水化物はイメージがしやすいですよね。
ご飯・パン・麵などが該当します。

ダイエット中は炭水化物を控える方も多いと思いますが、
炭水化物は脳やからだの主要エネルギー部隊です。

私たちのからだは炭水化物が不足すると、
筋肉を分解してエネルギーにしようとします。

 

せっかくタンパク質を摂って筋肉量を増やしても、
炭水化物が不足してしまっては、

いつまで経っても基礎代謝は上がりません!!

人間は頭を使えば使うほど、炭水化物を使用します。
普段お仕事をされている間、炭水化物を消費しているんです。

●実際に計算してみよう!

<1日に必要な量>

タンパク質:体重×約1g (1g=4kcal)
脂質:1日の総摂取カロリーの10~20% (1g=9kcal)
炭水化物:1日の総摂取カロリーの50~60% (1g=4kcal)

<インスタント焼きそばの計算例>

エネルギー550kcal
タンパク質 9.4g
脂質 20.6g
炭水化物 82.5g

  ↓

タンパク質は1g=4kcalなので、
9.4×4=37.6kcal

脂質は1g=9kcalなので、
20.6×9=185.4kcal

炭水化物は1g=4kcalなので、
82.5×4=330kcal

つまり、脂質は9で掛け算、それ以外は4で掛け算するだけ。
意外と簡単です!

これをPFCバランスにあてはめてみると、

脂質がやや多く、タンパク質が少し不足しています。

PFCバランスは、このように計算することができます。
最初は難しいかもしれませんが、そんな方は

普段良く食べるものや、カロリーが気になるものを
計算してみるのがいいでしょう!

◆コレに注意すれば、PFCバランスはOK!

1.日頃の食事でバランスは保ちにくい

まずはこのことを頭に入れておいた方がいいでしょう。

私たちが普段摂っている食事では、
余程意識しなければ、PFCバランスは保ちにくいのです。

特に私たちが不足しがちなのは、タンパク質。

 

脂質や炭水化物は、手軽なおにぎりや間食に含まれており、
意外と摂取しているものなんです。

手軽に食べられるもの程、
タンパク質が不足しがちということを覚えておきたいですね。

2.間食で補う

ダイエット中は間食を我慢している方も多いと思います。
でもど~うしても何かつまみたい時、ありませんか?


そんな時こそチャンス!!

是非間食で、栄養を補ってしまいましょう。
どうせ食べてしまうのなら、健康のために食べませんか?

オススメは、タンパク質を補えるもの!

 

間食で栄養を補えるオススメは、
以前ご紹介した記事がありますので、

挑戦してみようかな?という方は読んでみてください^^

甘いものを食べたい時は?手軽に手に入る罪悪感なしおやつ6つ

甘いものが我慢できない!!という方にもオススメです。



PFCバランス、いかがでしたか?

「うえ~計算?!」と
思われた方もいらっしゃるかもしれません。

完璧じゃなくてOK!!

 

最初からすべてを計算しようとすると疲れてしまうので、
まず日常的に食べているものや、カロリーが気になるものを

数値化してみるのがオススメです!

普段何気なく食べていたアレ、
実は脂質がスゴかった!!!と気づけるだけでも、

ダイエットへの意識は大幅に変わります。
無意識に我慢することができるかも?!

 

大切なのは「自分の食生活を知る」ことです。

 

ダイエットの基本は、生活習慣です!

適度な運動だけでなく、食にも意識を向けることで
ダイエット効果だけでなく、将来的な健康も手に入りますよ。

食生活は3か月後のからだに現れると言われています。

3か月後、どんなからだの状態になっているかは、
今の食生活が鍵です!

健康に美しく痩せるためにも、
是非PFCバランスを意識していきたいところですね!